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予算・決算

平成28年度 事業計画・予算

平成28年度 高浜町社会福祉協議会 事業計画

事業方針

 今日の社会福祉を取り巻く環境は、超高齢化・少子社会の進展に伴い、地域社会や家族機能の変化、さらに経済情勢や雇用環境の厳しさなどから、社会的孤立の問題や生活困窮、虐待など権利擁護の問題、また公的な制度だけでは解決しきれない問題、制度の狭間の問題など、地域社会における福祉課題・生活課題は深刻化しています。
 高浜町においても、人口減少の一途を辿っており、少子化、高齢化、過疎化、世帯の単身化など、今後10年先、20年先の高浜町を展望した際には大きな福祉課題となっています。
 今年度は、高浜町社会福祉協議会法人化30周年の記念の年を迎えると共に、「第4次高浜町社会福祉協議会地域福祉活動計画」による新たなスタートの年となります。地域福祉の推進役として、地域住民や行政、関係機関との連携・協働といった「つながり」による安心して暮らせる町づくりを目指し、下記の事業を推進していきます。

重点方針

①.本年度は、30周年社協イベントをはじめ、福祉講座、福祉教育等を通じ、地域住民が福祉について知り・学び・関心を持つ機会を作ると共に、社協も町内の行事・イベントに参加し、様々な世代の住民が福祉を身近に感じることが出来る機会を作ります。

②.地域課題への早期発見、早期対応ができるよう、地区懇談会「ご近助見守りネットワーク会議」の実施地区の拡大と、地区座談会が継続的な話し合いの場として定着するよう推進を図ります。

③.ボランティア活動支援として、住民一人ひとりが出来る範囲で主体的に参加できるよう、地域の実情を把握しながら、活動の場づくりに努めます。また、近年の多くの自然災害に備え、防災機関、福祉機関と連携し、災害時要援護者の支援体制や災害ボランティア体制の整備を進めます。

④.介護予防給付の見直しにより、地域包括支援センターと連携し適切な事業が提供されるよう、専門的な視点から必要な援助を行います。また、インフォーマルなサービスも踏まえ、住み慣れた地域で安心してして暮らせるように、個別プランの確認、個別支援体制作りにつなげていきます。

⑤.介護の重度化、困難ケース、生活困窮などの制度によるサービスだけでは解決できない福祉課題・生活課題の広がりに対応するため、関係機関との連携、社協内の事業間の横の連携を強化し、課題解決に取り組みます。また、看護師や栄養管理士等の配置による様々なサービスの強化・充実を図ると共に、職員の質の向上や専門性を高め、住み慣れた地域で在宅生活が継続できるよう支援体制を強化します。




平成28年度 高浜町社協予算