平成29年度 事業計画・予算
平成29年度 高浜町社会福祉協議会 事業計画
- 事 業 方 針 -
今日の社会福祉を取り巻く環境は、超高齢・少子社会の進展に加え、家族や地域の形が大きく変容し、自助力や共助力が弱体化したことで、人々の生きづらさや不安が増大しつつあります。又、認知症高齢者の増加に伴うセルフネグレクト、独居高齢者等の詐欺被害、虐待やDV、ニート・ひきこもり・不登校、依存症、多問題家族、災害への備えなど制度の外側に様々な生活困難課題が溢れ、深刻化しています。
高浜町においても、人口減少の一途を辿っており、少子・高齢化、地域の過疎化、家族形態の変容など、今後10年先、20年先の高浜町を展望した際に大きな福祉課題となっています。
高浜町社会福祉協議会では、昨年度策定した「第4次高浜町社会福祉協議会地域福祉活動計画」【みんなのつながりプラン】を基に、地域福祉の推進役として、長期的な視野を持ち、着実かつ計画的に地域福祉活動を推進すると共に、地域住民や行政、関係機関との連携・協働といった「つながり」による「笑顔あふれる町たかはま」の実現に向け、下記の事業を推進していきます。
- 重 点 事 業 -
①福祉講座、福祉教育、社協イベントなどの啓発活動により、地域住民に福祉について知り、学び、関心を持っていただく機会を作り、生活の基盤である地域の福祉力を高めていきます。
②「ご近○助見守りネットワーク会議」を通じて、地域の福祉関係者と社協の専門職との顔の見える関係づくりを進めると共に、多様な専門機関と連携し、地域課題への早期発見、早期対応ができる仕組みづくりを進めていきます。
③生活支援コーディネーターの配置により、地域包括支援センター、ボランティアセンターとの連携を深め、現在行っている生活支援サービスや誰もが気軽に集える居場所の支援、ボランティア活動者の拡大など、地域資源の開発を進め、高齢者などの生活を支えていきます。
④近年多くの自然災害が発生する中、昨年度、「高浜町災害ボランティアセンター連絡会」が設置されました。町内関係団体・個人、行政防災機関・福祉機関と連携を深め、災害時要援助者の支援体制、災害ボランティア体制の整備を進めていきます。
⑤多様な生活課題・地域課題を抱えた方々を支援していくために、総合相談機能を強化し、既存の制度では十分に対応できない生活課題にしっかりと目を向け、関係機関との連携、社協内の部門間連携により課題解決に取り組みます。
-実施事業-
〔地域福祉事業〕
福祉相談、無料法律相談 各種福祉団体活動支援
食生活支援サービス 移送サービス
ボランティアセンター事業 広報啓発、調査研究事業
軽度生活支援事業 障害者交流支援事業
ご近助見守りネットワーク会議 地域活動拠点運営事業
在宅介護支援センター事業(高浜町委託事業)
生活支援体制整備事業(高浜町委託事業)
高齢者生活福祉センター事業(高浜町指定管理事業)
生活福祉資金貸付事業(福井県社協委託事業)
福祉サービス利用援助事業「日常生活自立支援事業」(福井県社協委託事業)
リサイクルセンター障害者雇用支援事業(高浜町委託事業)
社会福祉センター管理運営(高浜町指定管理事業)
〔介護保険事業、障がい者支援事業〕
居宅介護支援事業 訪問介護事業 訪問入浴介護事業
通所介護事業 障害福祉サービス事業 相談支援事業